私はひまわりが大好きです。ひまわりを見ると不思議と元気をもらえ、日々の疲れや悩みが吹っ飛ぶほど力強く美しい花だと思います。毎年夏になると、ひまわり畑を訪れてはそのエネルギーに癒されています。今回は、ひまわりの歴史に少し触れながら、私が実際に訪れた「関東でおすすめのひまわり畑6選」を紹介します。

ひまわりの歴史と花言葉
ひまわりは北アメリカ原産で、先住民の時代から食用や薬用に用いられてきました。日本に伝わったのは江戸時代とされ、観賞用として栽培が広まりました。戦後になると油用ひまわりとして全国に普及し、現在では夏の風物詩として親しまれています。
花言葉は 「憧れ」、「情熱」、「あなただけを見つめる」。ギリシャ神話の水の精クリュティエが太陽神アポロンを見つめ続けてひまわりに変わったという伝説に由来しています。
参考:
日比谷花壇コラム /
花の物語 /
フマキラー /
婦人画報
座間ひまわり畑(神奈川県)

神奈川県座間市は「ひまわりのまち」として知られ、毎年約55万本ものひまわりが相模川沿いに咲き誇ります。夏には「座間ひまわりまつり」も開催され、たくさんの人でにぎわいます。
私が今年訪れたのは雨上がりの朝。人がほとんどおらず、しっとりとした空気の中で鮮やかな黄色が一層際立ち、とてもきれいに写真が撮れました。駐車場は渋滞しやすいですが、朝一番や夕方の時間帯なら比較的スムーズに入れます。協力金として駐車料金500円(2025年現在)が必要です。バスでのアクセスも可能ですが、子連れやご年配の方には車が便利だと思います。
明野ひまわり畑(山梨県北杜市)

「日本一のひまわり畑」と呼ばれる山梨県北杜市明野町。30万本以上のひまわりが一斉に咲き、背景には八ヶ岳や南アルプスの雄大な山々が広がります。映画やドラマのロケ地にもなった有名スポットです。
私はツアーと車の両方で訪れました。ツアーだと近くの観光スポットも一緒に回れるので楽しめますが、時間が限られているためじっくり過ごすことはできません。自家用車であれば時間を気にせず過ごせます。駐車協力金は1,000円(2024年時点)で、代わりにひまわり一輪を持ち帰れるチケットがもらえました。屋台もたくさんあり、地元グルメを楽しみながら絶景を堪能できます。近くに「ハイジの村」もあるので、別の記事で紹介したいと思います。
丹生(にゅう)ひまわり畑(群馬県昭和村)

群馬県昭和村にある「丹生ひまわり畑」は、まだあまり知られていない穴場のスポット。約20万本のひまわりが咲き誇りながら、観光客は少なめで静かな時間を楽しめます。
ただしアクセスは車のみで、道も分かりにくいため私は相当迷いました。駐車場も分かりにくい場所にありました。運転に慣れている方なら問題ありませんが、少し難易度の高い場所です。その分、人が少なくて撮影しやすく、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
マザー牧場(千葉県富津市)

千葉県富津市の「マザー牧場」は動物と触れ合える人気観光地。夏には約25万本のひまわりが咲き、丘陵地に広がる黄色いじゅうたんは壮観です。
私はツアーと車で訪れました。マザー牧場は子どもと一緒に遊べる施設が多く、ファミリーに特におすすめ。小さめのひまわりが多く咲いていて、可愛らしい印象でした。ひまわりだけでなく動物との時間も楽しめるので、一日中滞在できます。
国営昭和記念公園(東京都立川市)

東京都立川市にある「国営昭和記念公園」は、四季折々の花が楽しめる都市型公園。夏には約5万本のひまわりが咲き誇ります。都心から近く、アクセスが良いのも魅力です。
私は車で訪れましたが、園内はとても広く子連れでも安心。ひまわりだけでなく、コスモスやポピーなど季節ごとにさまざまな花を楽しめるため、リピートしたくなる公園です。
清瀬ひまわり畑(東京都清瀬市)

東京都清瀬市のひまわり畑は、市内の農地を活用した地域密着型のスポット。約10万本のひまわりが咲き誇り、地元ボランティアによって丁寧に管理されています。
私が訪れたときは、都内とは思えないのどかな風景が広がり驚きました。畑の真ん中に立つと、黄色の海に包まれるようで癒されます。規模がちょうど良く、人混みも少ないので写真撮影にも向いています。
まとめ
ひまわりは古代から人々に愛されてきた花で、その花言葉は 「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」 と前向きなものばかり。実際に畑に立つと、黄色い花々のエネルギーで心が洗われます。関東には規模や雰囲気の異なる魅力的なひまわり畑が点在しています。ぜひ自分のお気に入りスポットを見つけて、夏の思い出を作ってみてください。
※ 駐車料金やイベント内容は年度により変わる可能性があります。訪れる前に公式情報をご確認ください。
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