二世帯住宅を考えるとき、
「大事なことはちゃんと話し合ったつもり」
「口頭では何度も伝えていた」
そう思っていました。
家づくりの段階でも、
「それぞれの生活は大事にしよう」
「プライバシーは守ろう」
そんな話は何度も出ていました。
でも、実際に住み始めてみると、
“決めたつもり”と“本当に決まっている”の間には、大きな差がある
ということを、身をもって知りました。
ここでは、
私自身が二世帯住宅に住んでから
「ここまで具体的に決めておくべきだった」
「事前にもっと詰めておけばよかった」
と後悔したことを、チェックリスト形式でまとめています。
これから二世帯住宅を考えている方の、
少しでも参考になれば嬉しいです。
お金のこと(家賃以外も必ず話す)
私たちは、
「毎月いくらを家賃代として負担してもらうか」
という話は、家を建てる前に決めていました。
ただ、それ以外のことについては、正直そこまで深く話していませんでした。
- 水道光熱費
- 固定資産税
- インターネット代
「細かいかな?」
「そこまで言わなくても分かるよね?」
と思ってしまい、
実際にいくらくらいかかるのか
誰がどこまで負担するのか
という話を、具体的にしていなかったのです。
その結果、
- 義父母は家にかかるお金の感覚が分からない
- 私たちがどれだけ負担しているか伝わらない
- 後から言い出しにくくなる
という状態になってしまいました。
▶ 事前に決めておくべきだったこと
- 固定費の月額・年額の目安を出す
- 家賃以外にもこれだけの固定費がかかると見える化する
- 将来の固定資産税や修繕費も含めて話す
駐車場・自転車の使い方(口約束は通用しない)
義母は自転車に乗れないため、
義父母は車1台という前提は、最初から分かっていました。
私たち夫婦は、
- 私用の軽自動車 1台
- 乗用車 1台
- 自転車置き場
について、口頭では何度も説明していました。
それでも実際に車が3台並ぶようになると、
「いつかはどっちか手放すんだよね?」
「全然乗ってないように見えるけど」
と、嫌味を言われるようになりました。
実際には、
- 土日は必ず使っている
- 平日休みの日は買い物や用事で使っている
のですが、
見たいものしか見ない人には、こちらの事情は伝わりません。
また、自転車についても、
「庭を通路にして、そこに置く予定だから何も置かないよ」
と事前に伝えていました。
ところが、義父母の引っ越しと同時にエアコンを追加したことで、
その通路に室外機が設置され、
自転車置き場として使う計画は崩れてしまいました。
▶ 事前に決めておくべきだったこと
- 図面で置き場所を明確にする
- 将来も使うスペースだと何度でも伝える
- 設備追加は必ず事前相談にする
階段下収納などの“あいまいになりやすい場所”
階段下収納については、
子世帯の荷物を置く予定で話をしていました。
ところが、義父母の引っ越し時に、
大きな荷物を次々と入れられてしまい、
予定していた収納作りができなくなってしまいました。
▶ 事前に決めておくべきだったこと
- 収納の用途を具体的に決める
- 共有にしない収納をできるだけ作る
- 「一時的」は期限を決める
プライバシー問題(守る前提でも、実際は守られない)
家づくりの段階から、
義両親も
「分けた方がいいよね」
「それぞれの生活は大事だよね」
と言っていて、プライバシーは守る前提でした。
でも、実際に一緒に住み始めると、
そう簡単にはいきませんでした。
まず気になったのが、靴やサンダルです。
自分が使っているサンダルを、
いつの間にか義父母が使っている。
個人的な感覚ですが、
自分以外の人が靴を使うのは正直かなり嫌でした。
- 水虫はないのか
- 汚れたところを歩いていないか
一度気になると、
もう元には戻れません。
さらに、
私が不在のときに、
義父が勝手に二階へ上がり、テレビを見ていたことがありました。
何も知らずに帰宅し、
二階に人の気配を感じて行ってみたら、義父がいた。
心臓が止まるかと思うほど驚きました。
それ以上に、
「ここはもう安心して過ごせる場所じゃない」
と感じてしまったことが、今でも忘れられません。
頭に浮かんだのは、
「洗濯物、下着とか適当に干せないじゃん…」
という不安でした。
👉 事前に決めておくべきだったこと
- 不在時に子世帯スペースへ入っていいのかどうか
- 二階は立ち入らないエリアであることを明確にする
- 靴・サンダル・私物は完全に分ける
- 「家族だからOK」という曖昧な線引きをしない
来客ルール(義兄弟・孫・長期滞在)
ここは、一番決めておくべきだったと感じています。
義姉は、
月に3〜4回この家に遊びに来ていました。
さらに、
出産後には赤ちゃんと一緒に、
3か月間も滞在しました。
確かに、義両親の実家でもあります。
でも、この家は
私たち夫婦の名義で建てた家です。
水道代・光熱費は明らかに増え、
夜泣きで私たちの生活リズムも崩れました。
土日になると、
義姉の旦那さんまで泊まりに来て、
玄関は大人の靴で溢れかえり、
私たちのスペースが埋まることもありました。
お礼の言葉も特になく、
「ここを使っているのは私たち」という感覚は、
最後まで共有されませんでした。
👉 事前に決めておくべきだったこと
- 来客は必ず事前連絡する
- 宿泊・長期滞在は事前相談制にする
- 義兄弟も「来客」であると明確に線引きする
- 光熱費や生活コストが増えた場合の対応を決める
- 「何泊から長期滞在か」を決めておく
まとめ:二世帯住宅は「決めすぎる」くらいでちょうどいい
二世帯住宅で一番危険なのは、
曖昧なまま始めてしまうことです。
これから二世帯住宅を考えている方には、
「ここまで決めなくてもいいかな?」
と思うところまで、事前に決めることをおすすめします。
これは、後悔している私からの、正直な実体験です。
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