二世帯住宅のリアルな年間支出|住んで初めて分かった固定費の重さ(2025年ver.)

2026/02/17

二世帯住宅

二世帯住宅に住んで数年。
一番感じているのは、
「想像以上に固定費が重い」ということです。

建てる前は、

  • 家賃が入るから大丈夫
  • 光熱費はそこまで変わらない
  • 二世帯のほうが効率的

そんなふうに主人は考えていました。
でも実際は、
数字だけでは見えない負担がありました。

二世帯住宅の年間コスト・光熱費・固定資産税・住宅ローンの負担イメージ(文字なしサムネイル)

年間でかかっているお金(ざっくり)

わが家の2025年の実績をまとめると、

  • 水道代:年間で約6万円
  • 電気代:年間で約8万円
  • 売電収入:年間で約13万円
  • 固定資産税:年間で約14万円
  • 通信費:年間で約7万円

太陽光発電があるため、
電気は売電分を差し引くと実質プラスになります。

そのため、光熱費と通信費、固定資産税を合わせた
実質の年間負担は20万円ほどです。

数字だけを見ると、
「意外と少ない」と感じるかもしれません。
でも、これはあくまで“表面上の数字”。

本当に大きいのは住宅ローン

一番重いのは住宅ローンです。

わが家のローンは、
一般的なファミリー住宅と同じくらいの水準。
毎月それなりの額が出ていきます。

年間にすると、
光熱費や税金とは比べものにならない規模です。

しかもこれは、
何があっても止まらない固定費。
二世帯にしたからといって、
ローンの重さが軽くなるわけではありません。

義両親からの負担分はある。でも…

義両親からは、
住居費として毎月一定額をいただいています。

ローン全体の半分弱ほどです。
それは本当にありがたいです。

ただし、ここが重要で、

  • 住宅ローンの契約名義
  • 固定資産税
  • 光熱費の支払い
  • 将来の修繕費
  • 家の価値が下がった場合のリスク

これらすべては、子世帯側が背負っています。

つまり、

「毎月の家賃」と
「長期的な責任」
はイコールではありません。

計算してみると、
実質的な負担は決して軽いとは言えません。

2026年からじわじわ増える固定費

さらに見逃せないのが、基本料金の上昇です。

Looopでんきは、これまで基本料金ゼロが売りでしたが、
基本料金が無料ではなくなり、固定的な「制度対応費」が発生するようになります。

水道も、全国的に基本料金が段階的に上がっています。

インターネットも契約と支払いは子世帯で、私たちが契約している会社は、1,000円金額が上がっています。

使う量が同じでも、
何もしなくても支払いは増えていく。
これは、広い二世帯住宅ほど影響が大きいです。

子どもが増えたらどうなる?

現在は大人4人暮らし。
でも、家族が増えたらどうなるか。

  • お風呂の回数
  • 洗濯の回数
  • 冷暖房の使用時間
  • 給湯

どれも確実に増えます。

一般的には、家族が増えると
光熱費は1〜2割ほど上がるケースもあります。

つまり、今の金額は
「最低ライン」でしかありません。

二世帯住宅の固定費は、これだけではありません

ここまで、水道・電気・固定資産税・住宅ローンについて書いてきました。
でも、正直に言うと、固定費はこれだけではありません。

住んでみて分かったのは、
「目に見えていない固定費」が意外と多いということです。

追加でかかっている固定費

■ 通信費

  • インターネット回線
  • スマホ代
  • Wi-Fi機器のレンタル料

二世帯の場合、
「親世帯も使う」ことがほとんどです。
でも契約や支払いは子世帯側。
毎月の金額はそこまで大きくなくても、年間で見るとそれなりの額になります。

■ 火災保険・地震保険

住宅ローンを組むと加入が必須になることが多い保険。
年払い、または数年まとめ払い。
これも固定費です。

■ 修繕費(本当は一番重要)

戸建てはマンションと違い、
自分で積み立てないと何も残りません。

将来必ずくるもの:

  • 外壁塗装(100万円前後)
  • 屋根補修
  • 給湯器交換(数十万円)
  • エアコン複数台交換
  • 水回りの劣化

二世帯は設備が多い分、
修繕コストも上がりやすいです。

これを誰が出すのか。
ここまで話している家庭は、実はあまり多くないと思います。

車関連も実質固定費

二世帯になると、車が増える傾向があります。

  • 自動車税
  • 車検
  • 任意保険
  • ガソリン代
  • 外構維持

これも生活コストの一部です。

固定費を全部まとめると…

  • 住宅ローン
  • 固定資産税
  • 光熱費
  • 通信費
  • 保険
  • 修繕積立
  • 車関連費用

ここまで含めると、
「家賃をもらっているから余裕がある」とは言い切れません。
むしろ、責任のほとんどは子世帯に集中しています。

将来、家族が増えたら

現在は大人4人暮らし。
でも、子どもが増えれば、

  • 水道
  • 電気
  • 冷暖房
  • 洗濯
  • 通信使用量

すべて増えます。
一般的には光熱費は1〜2割上がるケースもあります。
今の金額は、あくまで“最低ライン”。

本当に大切なのは

二世帯住宅は、
「今いくらかかっているか」よりも
「30年でいくらかかるか」
を考えるべきでした。

住宅ローン+修繕+固定費の累計は、数千万円規模になります。
そこに、値上げリスク、家族増加、設備老朽化が加わります。

まとめ

二世帯住宅は「家賃が入るから安心」「光熱費はそこまで変わらない」と思っていても、実際に住むと“固定費の重さ”がじわじわ効いてきます。

わが家の場合、水道代・電気代・固定資産税といった日々の支出に加えて、住宅ローンという大きな固定費が毎月発生しています。さらに、太陽光の売電があることで電気代は相殺できても、制度変更や基本料金の上昇が続くと、何もしなくても支払いが増えていく不安は残ります。

また、今は大人4人でも、家族が増えれば生活コストは自然に上がります。二世帯住宅は「今の金額」で考えるのではなく、将来の増加分まで含めて、負担のルールを決めておくことが大切だと痛感しました。

これから二世帯住宅を検討する方は、光熱費・税金・ローン・修繕リスクまで含めた総額を一度“見える化”し、誰が何をどこまで負担するのかを、曖昧なままにしないことをおすすめします。

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