二世帯住宅に住んで数年。
一番感じているのは、
「想像以上に固定費が重い」ということです。
建てる前は、
- 家賃が入るから大丈夫
- 光熱費はそこまで変わらない
- 二世帯のほうが効率的
そんなふうに主人は考えていました。
でも実際は、
数字だけでは見えない負担がありました。
年間でかかっているお金(ざっくり)
わが家の2025年の実績をまとめると、
- 水道代:年間で約6万円
- 電気代:年間で約8万円
- 売電収入:年間で約13万円
- 固定資産税:年間で約14万円
- 通信費:年間で約7万円
太陽光発電があるため、
電気は売電分を差し引くと実質プラスになります。
そのため、光熱費と通信費、固定資産税を合わせた
実質の年間負担は20万円ほどです。
数字だけを見ると、
「意外と少ない」と感じるかもしれません。
でも、これはあくまで“表面上の数字”。
本当に大きいのは住宅ローン
一番重いのは住宅ローンです。
わが家のローンは、
一般的なファミリー住宅と同じくらいの水準。
毎月それなりの額が出ていきます。
年間にすると、
光熱費や税金とは比べものにならない規模です。
しかもこれは、
何があっても止まらない固定費。
二世帯にしたからといって、
ローンの重さが軽くなるわけではありません。
義両親からの負担分はある。でも…
義両親からは、
住居費として毎月一定額をいただいています。
ローン全体の半分弱ほどです。
それは本当にありがたいです。
ただし、ここが重要で、
- 住宅ローンの契約名義
- 固定資産税
- 光熱費の支払い
- 将来の修繕費
- 家の価値が下がった場合のリスク
これらすべては、子世帯側が背負っています。
つまり、
「毎月の家賃」と
「長期的な責任」
はイコールではありません。
計算してみると、
実質的な負担は決して軽いとは言えません。
2026年からじわじわ増える固定費
さらに見逃せないのが、基本料金の上昇です。
Looopでんきは、これまで基本料金ゼロが売りでしたが、
基本料金が無料ではなくなり、固定的な「制度対応費」が発生するようになります。
水道も、全国的に基本料金が段階的に上がっています。
インターネットも契約と支払いは子世帯で、私たちが契約している会社は、1,000円金額が上がっています。
使う量が同じでも、
何もしなくても支払いは増えていく。
これは、広い二世帯住宅ほど影響が大きいです。
子どもが増えたらどうなる?
現在は大人4人暮らし。
でも、家族が増えたらどうなるか。
- お風呂の回数
- 洗濯の回数
- 冷暖房の使用時間
- 給湯
どれも確実に増えます。
一般的には、家族が増えると
光熱費は1〜2割ほど上がるケースもあります。
つまり、今の金額は
「最低ライン」でしかありません。
二世帯住宅の固定費は、これだけではありません
ここまで、水道・電気・固定資産税・住宅ローンについて書いてきました。
でも、正直に言うと、固定費はこれだけではありません。
住んでみて分かったのは、
「目に見えていない固定費」が意外と多いということです。
追加でかかっている固定費
■ 通信費
- インターネット回線
- スマホ代
- Wi-Fi機器のレンタル料
二世帯の場合、
「親世帯も使う」ことがほとんどです。
でも契約や支払いは子世帯側。
毎月の金額はそこまで大きくなくても、年間で見るとそれなりの額になります。
■ 火災保険・地震保険
住宅ローンを組むと加入が必須になることが多い保険。
年払い、または数年まとめ払い。
これも固定費です。
■ 修繕費(本当は一番重要)
戸建てはマンションと違い、
自分で積み立てないと何も残りません。
将来必ずくるもの:
- 外壁塗装(100万円前後)
- 屋根補修
- 給湯器交換(数十万円)
- エアコン複数台交換
- 水回りの劣化
二世帯は設備が多い分、
修繕コストも上がりやすいです。
これを誰が出すのか。
ここまで話している家庭は、実はあまり多くないと思います。
車関連も実質固定費
二世帯になると、車が増える傾向があります。
- 自動車税
- 車検
- 任意保険
- ガソリン代
- 外構維持
これも生活コストの一部です。
固定費を全部まとめると…
- 住宅ローン
- 固定資産税
- 光熱費
- 通信費
- 保険
- 修繕積立
- 車関連費用
ここまで含めると、
「家賃をもらっているから余裕がある」とは言い切れません。
むしろ、責任のほとんどは子世帯に集中しています。
将来、家族が増えたら
現在は大人4人暮らし。
でも、子どもが増えれば、
- 水道
- 電気
- 冷暖房
- 洗濯
- 通信使用量
すべて増えます。
一般的には光熱費は1〜2割上がるケースもあります。
今の金額は、あくまで“最低ライン”。
本当に大切なのは
二世帯住宅は、
「今いくらかかっているか」よりも
「30年でいくらかかるか」
を考えるべきでした。
住宅ローン+修繕+固定費の累計は、数千万円規模になります。
そこに、値上げリスク、家族増加、設備老朽化が加わります。
まとめ
二世帯住宅は「家賃が入るから安心」「光熱費はそこまで変わらない」と思っていても、実際に住むと“固定費の重さ”がじわじわ効いてきます。
わが家の場合、水道代・電気代・固定資産税といった日々の支出に加えて、住宅ローンという大きな固定費が毎月発生しています。さらに、太陽光の売電があることで電気代は相殺できても、制度変更や基本料金の上昇が続くと、何もしなくても支払いが増えていく不安は残ります。
また、今は大人4人でも、家族が増えれば生活コストは自然に上がります。二世帯住宅は「今の金額」で考えるのではなく、将来の増加分まで含めて、負担のルールを決めておくことが大切だと痛感しました。
これから二世帯住宅を検討する方は、光熱費・税金・ローン・修繕リスクまで含めた総額を一度“見える化”し、誰が何をどこまで負担するのかを、曖昧なままにしないことをおすすめします。
0 件のコメント:
コメントを投稿