妊娠が分かったときの嬉しさと不安は、今でも忘れられません。
「本当に大丈夫かな?」「この痛みは大丈夫?」と、期待と心配が入り混じる毎日。
ここでは、私が実際に経験した妊娠初期(4週〜12週)の体調の変化や、つわりとの向き合い方を週ごとにまとめました。
同じ時期を過ごしている方の参考になれば嬉しいです。
4〜6週目:妊娠が分かって不安だった時期
妊娠検査薬で陽性が出たときは嬉しさと同じくらい、「これからどうなるんだろう」という不安もありました。
体の変化を感じつつも、どこか現実感がなく、毎日が少しふわふわした気持ちでした。
体調の変化
- お腹が空くと首や頭が重くなる
- 軽い腹痛があり不安に
- 検査薬で陽性、5週目で病院を受診
食べられたもの
- まだ食欲はあり、普段通りの食事ができた
- 温かい味噌汁やスープを好んで食べていた
気をつけたこと
- 体を冷やさないように腹巻きを着用
- 無理せず早めに就寝
- 夫婦で今後の生活リズムを話し合った
6〜8週目:つわりの始まりと食の変化
この頃から一気に体が変わってきました。お米の匂いがダメになり、温かいものも受け付けなくなって「何を食べればいいの?」と悩む日々。
仕事中も気持ち悪さが続き、生活すべてが“つわり中心”になっていました。
体調の変化
- 米の匂いがダメになり、温かいものが食べられなくなる
- 仕事中は常に気持ち悪く、電車で立っているのが辛い
- 空腹時の吐き気が強まり、眠くても寝起きがつらい
食べられたもの
- トマト・きゅうり・ベーコンのサンドイッチ
- 納豆巻き
- 冷たいお茶漬け・味噌汁+ご飯(ねこまんま)
- 蒟蒻畑ゼリー
気をつけたこと
- 常にミンティアと水を持ち歩く
- 空腹にならないよう、少量をこまめに食べる
- 昼寝後の吐き気が強いので、仮眠の時間を短めに
8〜10週目:つわりの波とメンタルの揺れ
「昨日より楽かも」と思えば翌日はまた気持ち悪くなる。その繰り返しでした。
気持ちも不安定になり、ちょっとしたことで涙が出る日も。
そんなときは、ルイボスティーを飲みながら深呼吸して“今できること”だけに集中していました。
体調の変化
- 包丁の振動で頭痛と吐き気
- キッチンに立つのがつらくなる
- 9週目で食べすぎて体調悪化、「腹八分目」を意識
- 10週目に入り気持ち悪さがピークに
食べられたもの
- 冷たい素うどん
- 果物(りんご・みかん)
- 野菜スープ(冷まして)
- ゼリーやプリンなど喉ごしのよいもの
気をつけたこと
- 匂いの強いものを避ける(カレー・焼き魚など)
- 家事はできる範囲で分担
- 水分補給を忘れず、ルイボスティーを常備
10〜12週目:少しずつ落ち着いてきた頃
ようやく“少しだけ”楽になったと感じ始めたのがこの時期。
まだ気持ち悪さは残るけれど、「これなら大丈夫かも」と思える時間が増えてきました。
小さな変化が、すごく嬉しく感じられた時期です。
体調の変化
- 吐き気は残るが我慢できる程度に
- 生魚や生肉の匂いで嗚咽
- 便秘や痔の症状が出る
- トイレが近くなる
食べられたもの
- お茶漬け・雑炊・豆腐・うどん
- 温かすぎないスープや味噌汁
- バナナやヨーグルトなど軽めの朝食
気をつけたこと
- 体を冷やさないよう腹巻き・靴下を着用
- こまめに横になる時間を確保
- 無理せず家族に頼ることを意識
妊娠初期を振り返って
つわりの症状や食べられるものは本当に日によって違いました。
「昨日食べられたのに今日は無理」という日もありましたが、それも全部“妊娠初期あるある”。
完璧を目指すより、「今日はこれだけできた」で十分だと思います。
まとめ
妊娠初期は体も心も大きく変化し、毎日が初めての連続でした。
つらい時期ではありましたが、赤ちゃんが頑張って育っている証拠でもあります。
同じように過ごしている人が、「あ、私も同じ」と少しでも安心できたら嬉しいです。
注意書き
※本記事はあくまで「私の体験談」をもとにしたものであり、医学的な効果や診断を示すものではありません。
妊娠中の体調やつわりの症状については、気になる場合は必ず医師や助産師に相談してください。
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